一週間ノマドやってみた

ばあさんが入院したというので、先週から実家に帰っていた。

さすがにこんな状況で日帰りだの1泊2日だの慌ただしいスケジュールで動くのもやだし、かといってまる一週間休みが取れるほど代休を残してるわけでもヒマなわけでもなかったので、休暇一切なしにしてみた。

平常通り働いて仕事終わりに病院に行く、要はノマドというやつである。

去年の震災時、先月のインフルエンザパンデミック時など、何度か非出社での作業を続けてきたので、それらも含めた感想などをまとめてみることにした。

もちもの

仕事のために持って帰ったのは以下のものだけ

  1. macbook air
  2. wimaxルーター

実家にもwifi環境があるので、ネット環境は快適といって差し支えなかった。

仕事

通常通り、9:00に作業開始報告して、18時に作業終了報告。

というか、自分一人のタスクに関してはほぼ通常通りに仕事ができた。ネットとノートPCがあれば特に不自由しない。

これもwebストレージで案件資料を共有したり、webメールを使ったり、開発サーバーにsshで接続して開発するスタイルをメインにしたりといった日頃の取り組みの結果だと思う。

紙資料メインだったり、社内ネットワーク内でないとアクセスできないサービスが業務に必要だったりすると、こうはいかない。

仕事環境

問題はこれで、ちゃんと腰を落ち着けて仕事ができるスペースが家になかった。

仕方なく駅前を放浪して電源があって長居ができるカフェを探してそこで仕事してた。

いい椅子と広い机の重要性を再認識。

チームの連携

これも難しい。

Skypeやらメールやらの文字情報に起こさなかったあらゆる情報はチームメンバーに一切伝わらなくなるので、本当にマネージャーが俺の進捗を把握できているかどうか、俺が他メンバーの状況を正しく把握できているかという点が非常に不安になる。

今のチームでは意識的に日報の類は課さないというルールにしているが、こういう状況になった場合は自主的にでも日報出して、自分の状況を伝えなきゃいけないなと思った。

眠い

仕事環境のとこでも言ったが、腰を据えて仕事ができないので、必然に布団でやったり寝っ転がったりして仕事をするはめになる。

更に家族は仕事にでかけるので家に自分一人しかいない。

そんな状況で黙ってコードなんか書いてるともうとてつもない眠気が襲ってくる。外に逃げたのは家にいると眠気に負けてしまうからというのもある。

まとめ

1. 色々事前の工夫は必要だが、仕事はできる。
2. 快適に作業できる環境の確保が重要。
3. 報告の頻度を通常より増やすと良いかも。

所感

今回は「しばらく帰省します」って言ったのが月曜の昼頃で、その日の23時のバスで帰るという相当な突発スケジュールだったが、さくっと帰れて仕事にも深刻な影響は出なかった*1ので、非常にうまくいったと思っている。

プログラマーな人達みんな、こういう働き方ができればいいなと思う。

ちなみに

ばあさんはわりと元気でした。拍子抜けするぐらいに。

*1:と信じている