mercurialでハイブリッド管理がステキ
分散バージョン管理システムmercurialはとても便利だ。
が、うちの会社のソース管理はSVN。
じゃあローカルに落としてきたソースだけをmercurialで管理すればどうか?などとid:nullpobug先生に質問したところ
「mercurial本に載ってるし」
との回答を得られたのでここぞとばかりmercurial本購入
- 作者: 藤原克則
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 2009/01/20
- メディア: 単行本
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こちらを参考にしつつ会社の環境でハイブリッド管理を試してみたところ、非常に便利ということが判明したので記事にしてみます。
そもそもmercurialって何が便利?
1:コミットし放題
mercurialはマスターのリポジトリからチェックアウトでファイルだけ引っ張るのではなく、リポジトリそのもののコピーをローカルに作ります。*1なのでマスターのリポジトリでなくローカルコピーのリポジトリにコミットできてしまいます。
こうなればしめたもの。作業途中だろうがなんだろうがリビジョン作りたいなと思ったらコミットしてしまえば問題なし。動かないソースをコミットしてチームメンバーから袋叩きに合うことはないでしょう。
ハイブリッド管理
会社のリポジトリがSVNなんかの集中型VCSで既に長期間運用されていたりすると、いざ分散管理が便利だといってもおいそれと乗り換えられるものではありません。
そういう場合は、各個人がローカルにチェックアウトしてきたソースだけをmercurialで管理するというハイブリッド管理が便利です。
個人的にコミットしたい場合はmercurialのコミット、マスターに反映させたい場合はsvnのコミット、と使い分ければいいだけです。*3
こうするだけで、既に運用されているVCSには迷惑を掛けずに上で挙げたmercurialの便利さを享受することができます。
まとめ
mercurialすてき